知ってると得?/知らないと損?/固定資産の申告目的の違い
こんにちは。
東京都杉並区下井草、気軽な税理士、草野岳(くさのがく)です。
・パソコンを買った
・カメラを買った
・エアコンを買った
・店舗を改装した(建物付属設備などとして)
これらは固定資産として会計/税務上、管理していきます。
ここまでは、そういうものだろう、
で済むと思います。
ココからが、とにかくややこしい!
まず、固定資産に関しては
税務署(国)
と
都税/県税事務所(地方)
に
提出期限も、
中身も違う、申告書を提出します。
ここまででも、知らないと、かなり戸惑います。
例えば
車を買いました。
一部を除き
税務署への申告書には載せ「ます」。
都税/県税事務所への申告書には載せ「ません」。
さらに
使った年数に応じて、それぞれの固定資産の
現在の価値を載せるのですが
これも、税務署 と 都税/県税事務所 で違います。
もう全く意味不明です( 知らない時はそうでした )。
はい!
こう考えるとスッキリします。
提出目的(申告目的)の違いです。
税務署(国税)への提出目的は
経費の計算過程や結果を知らせるため
都税県税事務所(地方税)への提出目的は
固定資産税の計算の元となる金額を知らせるため
つまり、
税務署へは、固定資産をこうやって経費にしています
都税/県税事務所へは、持っている固定資産の価値はいくらです
知らせる目的が違うのです。
ところで
同じ固定資産なのに
提出先によって、
現在の固定資産の価値が違う?
どういうことでしょう。
これは、例えば、
法人税(税務署)
固定資産税(都税/県税事務所)
税目ごとに
固定資産の価値の減少計算の方法が
違う(ことが多い)からです。
税理士とやりとりするとき
この時期、いろいろ聞かれるな
そんな大切な時期なの
固定資産って、同じ管理資料を
ただ、別々の場所に提出(申告)するだけじゃないの
法人税や所得税
固定資産税
いろいろなところに税金はかかってきますので
なぜ、2カ所に提出するか
知っていると
買う前に、これとこれに税金がかかるかも・・
予測に繋がり、
後で、
なんでこんな税金払うの?
意味も分からず、払う、
ということは防止できると思います。
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草野岳税理士事務所
草野 岳あて
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