税理士試験・前日の過ごし方/判断基準
こんにちは。
東京都杉並区下井草、気軽な税理士、草野岳(くさのがく)です。
合格した2回
対照的な前日の過ごし方でした。
前日の過ごし方
結論を書くと
嫌だと思う方を選択した
です。
まず簿記論
別な記事で書いていますが合格まで9回受験しました。
だんだん分かってきたのは
簿記論は積上げ(も大事ですが)と同じか、それ以上に
当日の閃きが大事
なので
前日も勉強したい(不安だから)、のですが、
全くしない、を選択しました。
嫌な方を選択する、とはこのような意味です。
やればやるほど、ここも、あそこも気になってしまい
当日の閃きを削ぐので、何もしなかった、という言い方もできます。
なお、前日、何もしない代わりに前々日が一番、キツイ日になる(総合問題を2題以上解く)
ようスケジュールを組み
前日は、明日の戦いに備えたリラックス日、ご褒美的な過ごし方をしていました。
(補足)
試験当日の朝は
試験の2日前までに決めておいた
・気になる基本中の基本問題(10分程度、電卓練習程度で終わるもの。それ以上は緊張で頭に入ってこないと思い・・)。
・気になる基本中の基本のテキストページ(5分程度で見られるよう、見ることを決めていたページに付箋を貼って)。
はしました。
次は酒税法
閃きというか、運要素もあるのですが
酒税法は
私の感覚では圧倒的に積上げが大事
あと
直ぐに忘れる(特に理論)
ので
嫌なのですが(大変なので、苦しいので)、
前日すべての理論を回しました。
酒税法受験時における
嫌な方を選択する、とはこのような意味です。
(補足)
さらに、試験当日
酒税法の場合、試験が午後です。
前日すべての理論を回したとはいえ
午後まで覚えていられない
正確にいえば、忘れる箇所がでてきてしまう
なので
もう超絶、嫌というか大変でしたが
午前中のうちに(すみません。記憶が曖昧なので午後にかかっていたかもしれませんが)、
すべての理論をもう一度、回しました。
試験時間の直前の時間は
細かい酒税の判定(計算で使う)
ひっかかりやすい項目(まとめノートを事前に作っておきました)
を見返していました。
今、書いていて、どちらの試験も
当日の事(特に、出発、試験時間まで)が走馬灯のように
蘇っています。
本当にタフな1日
強い気持ちが必要な1日
だったです。
当日強い気持ちになれる方もいると思います。
ただ、理論的なメンタルコントロール
ということではなく
やはり飲まれないようにするには
少し前から(前日、前々日など)
・会場までの道のりで受験生っぽい人を見かけたら、見かけても
とか
・やたら落ち着き払っている人を見かけても
とか
心が折れそうな瞬間とか状況はイメージし
そんな時の
感情のもっていき方はなんとなく用意しておきました。
例えば
死に物狂いでここまで来ているのだな、一緒に頑張りましょう、
と心の中で挨拶するようにしよう
とか
会場の最寄りの駅に着いたら、どころか、出発した瞬間から感情は捨てよう
とか
必ず思いもよらない何かが起こるぞ、とあえてトラブルを想定しておく
とか
複数パターンの気持ちを用意して持っていきました。
全力が出、舞い降りること
1ミリでも足しになるよう
文字に込めました。
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