村上龍さんの文章から学んだこと
こんにちは。
東京都杉並区下井草、気軽な税理士、草野岳(くさのがく)です。
私が23歳、24歳
村上龍さんの本を読み漁った時期です。
この時まで、そもそも小説など
お恥ずかしながら
全く読んだことがありませんでした。
学校の夏休みの宿題に感想文があり、
もちろん数ページは読みましたが
全く長続きしないというか・・
感想文をどう書いたかは書きません(笑)。
読むきっかけは「小説のタイトル」でした。
とにかく読みました。
義務で読んだのではなく、内容がおもしろく
自然と読み進めたくなること自体も新鮮でした。
学んだこと
表現の自由とはこういうことを言うのだ
だから必要なのだ
今でもハッキリとそう感じたことを覚えています。
この出会いがなければ
この言葉の意味は一生分からなかったと思います。
念のため書けば
もちろん村上龍さんは、表現の自由のために書いているのではない(と個人的に思っています)。
さらに、この言葉を感じさせるほどの文章は
書けない。ただ奇抜な文章を書けばよいわけでは全くないですし。
備考
あと、小説だったか、エッセイだったか忘れてしまいましたが
リスクという言葉
意味を説明した文章だったかも忘れましたが
私がその文章から感じたこととして
日本ではリスクという言葉が安易に用いられている(そう書いてはいなかったはずです)
リスクとはもっともっと思い意味をもっている( 同上 )
とてもしっくりきました。
補足すれば
だからリスクを冒すのはやめよう
というメッセージではなく
リスクは、チャンスをものにするために、冒すもの
前向きなメッセージで
ただ、そんな簡単なものじゃないよ
重みを実感できる文章でした。
備考が異常に長いですが・・・笑。つづき
なぜ村上龍さんのリスクに関してしっくりきたのか
正直あまり書きたくないですが( なんとなく気恥ずかしいので )、
私の学生時代で一番重要なサッカーの試合がありました。
私はゴールマウスに立っています。
私の7メートルから10メートルぐらい前に
味方ディフェンダーが1人
その味方ディフェンダーの3メートルぐらい先に
相手選手がドリブルしてきています。
味方ディフェンダーの選択肢は大きく2つ
・相手選手をディレイ(遅らせる)
その代わり、ゴールマウスに相手チーム全体が近づく
・ディレイではなくボールを奪いにいく
その代わり、抜かれたらあとは私と1対1
私の心の中「これ抜かれたらヤバいな」
相当の緊張感に私は包まれていました。
私の行動として
抜かれた場合
・相手の体勢が悪い、抜いた瞬間を狙って
ペナルティエリア外ギリギリのところでボールを外に出すか
・ゴールギリギリまで引き寄せて
相手のシュートに反応するか
そう考えていました。
味方ディフェンダーはボールを奪いに行き
右足ギリギリをボールに当ててスローインに変えました。
非常にリスキーな選択だったと感じていますが
その分、ゴールより離れた場所での相手スローインとなり
ゴール前の混戦になるか、コーナーキックとなってしまうか
相手の絶対的有利の状況が回避されました。
この行為こそリスクを冒してチャンスをものにした瞬間でした。
味方ディフェンダーに感謝です。
0コメント