投資ばなしを持ちかけられたら
こんにちは。
東京都杉並区下井草、気軽な税理士、草野岳(くさのがく)です。
私はどうするか
書いてみます。
まず投資という言葉の意味について。
投資とは「見返りを期待した支出」である
と簿記・会計の講義のときに説明していました。
なお、会計学では投資という言葉を単体では定義していないように思われ
近いと思うものに
資産は「将来収益の獲得に貢献する便益」である、があります。
簿記・会計の学習・実務でも投資という言葉は登場しますが
投資とは何か
分かりやすい説明がなく「見返りを期待した支出」という表現を
10年かかって絞り出しました。
それはさておき本題です。
投資ばなしをもちかけられたら・・
そもそも現時点で投資ばなし、といえば
・暗号資産(仮想通貨)
・株式
・不動産
・新規事業プロジェクト
こんな内容が思い浮かびます。
私はどうするか
まず、徹底的に調べます。
ネットや文献で調べることができなければ
場合によっては、誰かに聞くかもしれません。
投資ばなしの対象が何なのか
儲かる、という根拠がどこにあるのか
これらについてです。
当たり前ですが
仮に、必ず儲かる(必ずはないですが・・)、としても
支出するタイミングを間違えたら一巻の終わりです。
たまに、簿記・会計講義の受講生さんから
先生が投資すれば儲かりそうなのに、なぜやらないのか、と聞かれました。
理由は簡単
時間と余計なお金(無くなって良い)がない
からです。
時間については
調べる時間
と
支出(お金を出す)するタイミングを待つ時間
と
支出した後に売却するタイミングを窺う時間
3つです。
かなり時間をとられます。
また話を戻し
儲かる根拠をどこで判断するか
ネットで市場(相場)を確認できれば
ある程度は予測できます。
ただ、表に出ていないようなもの(例えばビットコインの開発直後など)
は非常に難しく
YouTubeでホリエモンさんの
当時の話を聞いたりすると
やはり単純な判断(そもそもネットなどで調べられない)ではなく
開発技術(先端技術)を理解したうえでの
信用性や将来性に基づく
ある程度の確信によっての投資、と感じています。
もちろん、生活資金ではなく、無くなっても良い範囲での投資
という部分も外していないはずです。
よく
苦しい時、辛い時に悪魔のささやき
隙ができる、と言いますが
具体的には
苦しい状況を直ぐに抜け出したい
つまり時間がない
という点から
調べたりせず、乗ってしまうのでは、と思っています。
もちろん、結構な余剰資金があり
それがもっと増える、と言われ
乗ってしまうこともあるはずです。
ただ、私はどうするか、という点でいうと
とにかく時間があれば、投資するかもしれない
です。
というのも、
いろいろな経験を含めた勉強も兼ね
値上がり値下がりの仕組みを
投資対象ごとに理解するのは非常に有益だと思うからです。
有益というのは、世界の潮流が理解できる
というか
世界のお金の動き方が理解できるからです。
儲かるので有益、ということだけでなく
世界の動きが見えてくれば単純に楽しいな、と思うからです。
もちろんどこまで論理を追求しても
お金をゼロにしてしまうリスクは必ず念頭に置き
それは絶対に避けるように動かなければいけません。
値上がり値下がりの仕組み
と書きましたが
この投資対象の値上がり値下がりは
・これらの企業の業績に左右される
とか
・この国のこの方のこういうタイミングでの発言に左右される
とか
・将来のこの事象、事案によって左右される
投資対象ごとに分析していけば楽しいだろう
と思います。
そうやって調べ・分析して実際に投資してみる
少額か余剰資金で。
脱線もありましたが
私ならどうするか
書いてみました。
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