お客様の感想(何が良かったのか)税理士としての付加価値
こんにちは。
東京都杉並区下井草、気軽な税理士、草野岳(くさのがく)です。
徐々に、お客様の感想が聞けるようになってきました。
個別事情への対応ですので、絶対的な共通点を見出すの不可能
と思いますが、例えば、必要な場面で、下記のような説明をしたいと考えています。
・適格請求書
と
・適格「簡易」請求書
何が違うのか・・
説明
まず、適格「簡易」請求書は
レシートや領収証を含む表現です。
さらに、適格請求書との決定的な違いは
貴社名(事業主名)が明記されていない点です。
通常、請求書には
左上あたりに、「〇〇株式会社 御中」とか「〇〇一郎 様、〇〇花子 様」など
だれ宛なのか、明記されています。
これが適格「簡易」請求書では不要です。
分かりやすいのはレシートです。
コンビニでレシートをもらったとき
私あて(草野 岳 )など書いてあるはずがありません。
これらを適格「簡易」請求書といいます。
言葉は難しいですけど、内容は簡単ですよね!
次に、このことを知っておくと、何のメリットがあるの ?
特に事業者の方においては
税理士さんからの話だけでなく、インボイスについてご自身で調べたとき
両方の言葉が登場しても、違いを調べなくてよい
要は、自信をもって、効率よく調べ続けることができます。
このような感じで、
想像しやすい言葉を使い、細かい点は抜きに結論をお伝えする。
分かりやすかった、という感想を頂くとき
恐らくこのような共通点があるのだろうと思っています。
ここから先は、蛇足です。
今と、講師や会社経理をしていた頃との違いは
お客様の声が届きにくいことです。
当時は、ダイレクトに受講生さん、経営者の声を聞くことができたので
良し悪しが直ぐに判断でき、改善も早かったと思います。
今は、顧問なりについての、継続とか、解除とか、
結果で推し量ることが多くなっています。
感想を伺う場面も少なく・・・
また、悪くても継続、良くても継続しない
など、分かりやすさ、満足度(受講生さん、経営者)と違う要素もありますので
経営的には結果がすべてであっても
感想という意味では、疎遠になっていました。
仲間と言っては怒られるかもしれませんが、
皆で良いものをつくり、提供しよう、と始め、ときには相当の議論をし(笑)、
次回開催のセミナー(説明会等)で5回目
少しずつですが、感想も聞けるようになってきました。
もちろんこうすると良いだろう(お客様にとって)、
常に仮説を立てて進めていますが、
それが良かったのか悪かったのか
改めて生の感想を聞けることに感謝しています。
(本当に)大変だけれども継続して良かったと。
もう少し書かせてください。
先ほど触れた「相当な議論」ですが、
私が正しいとはこれっぽっちも考えておらず、
良し悪しはお客様の判断です(当たり前ですが・・)。
私は簿記の初歩の初歩を学習していた頃から
落ちこぼれで、とにかく分からないことが多かった。
それだけに、分からない人は、どこが、どのように分からないのか
どういう風に伝えると理解できるのか、手に取るように分かっているつもりで
まさかその後、講師を10年以上続けるとは夢にも考えていなかったものの
私の、とにかく分からないことが多かった経験は、講師としては活きたと感じています。
しかし、それはそれ、話を戻し、相当な議論についてですが、
冒頭に書いたように、想像しやすい表現を使いながら説明する
これについて仮に私が得意だとしても、
それを良しとしない、法律用語で、細かくて長くても良いので説明してほしい
と考える事業者さんもいるでしょう。
そういう方達にどう説明するか、というのが例えば相当の議論の一部です。
とても的を得ていて、なんというか視野が広がる想いを常に感じています。
一人だったら「それらしいことを想定しながら進めているだけ」になっただろう
ことを痛感します。
本気でその点についても考えたうえで、
シンプルに伝えるべきか、細かく伝えるべきか決める。
私が徹してきたことが良い場合もあれば、そうでない場合もある
自戒を込めて、今回は終わりにしたいと思います。
・・・
10月1日(日)14時からの
(無料)説明会&(無料)相談会については
前回記事をご参照ください。
↓
https://g-kusano.amebaownd.com/posts/47984656
0コメント