インボイス2割特例とは?(カンタンな事例で、金額を比較)
こんにちは。
東京都杉並区下井草、気軽な税理士、草野岳(くさのがく)です。
令和5年 / 2023年10月1日のインボイス制度の開始に合わせ
現在の免税事業者がインボイス登録事業者となる場合の
特例措置のことを2割特例と呼んでいます。
【 2割特例の特徴 】
免税事業者がインボイス登録をすると
課税事業者となります。
課税事業者とは「消費税の納税義務を負う」事業者のこといいます。
個人事業主であれ、法人であれ、課税事象者になると
これまでの所得税や法人税以外に、消費税の納税も発生するため
税負担が上がります。
消費税の課税方法は理解するのがムズかしく
本則課税とか、簡易課税とか、入り口を示すワードで
頭が「もう考えたくないモード」になってしまいがちです。
少しでもカンタンにご理解いただくため
今回はいわゆる2割特例を受けることのできる
計算方法(簡易課税)で、説明いたします。
免税事業者から、課税事業者になった場合(簡易課税を前提とします)
・フリーランスのプログラマーさん
・年商800万円
このケースで、課税事業者になると「通常」は、
どのぐらい消費税を納税することになるのでしょうか?
答えは40万円です。
所得税だけでなく、消費税として40万円の納税が増える
かなりのインパクトではないでしょうか。
細かい計算内容はこの記事では割愛します。
では、このケースで2割特例を適用すると
消費税はいくらになるのか
答えは16万円です。
40万円と比較すると、圧倒的に低いことが分かります。
このようなメリットが2割特例にはあります。
もちろん16万円が安いとはいえませんが・・
( おまけ )
そもそもインボイス登録したほうが良いかどうかは
あなた様(または貴社)の
お客様属性により判断するのが一般的です。
例えば、一般消費者向けのご商売か、企業向けのご商売か
という基準です。
個人事業主である美容師さんの場合
基本的にはお客様は一般消費者だと思います。
この場合、インボイス登録しなくてよいのでは・・という判断
個人事業主であるプログラマーさんの場合
企業向けサービス提供がほぼ100%(例えば業務委託などで)
この場合、インボイス登録したほうがよいかも・・という判断
このようなイメージです。
簡単なように見える判断でも
ご本人からするときちんと理解できていないし
とはいえどうしたら良いか不安
意外と多いと思っています。
簡単な内容であれば、無料で回答いたしますので
イマイチ制度の概要が分からない
やっぱり税理士に依頼しないといけないの?
私のケースはどうしたらよいの?
難しいケースの場合、簡単に判断の回答は出せませんが
なぜ難しいケースなのか、という点はご説明できます。
結構、困っている方いらっしゃるかもしれない。
ささやかながら恩返しのつもりです。
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