経理と税理士との関係(意外と語られていない。常識だから?)

こんにちは。


東京都杉並区下井草、気軽な税理士、草野岳(くさのがく)です。




私がはじめて税理士の方にお会いしたのは



25歳の時






ただ



経理担当として業務を始めて以降



いろいろな税理士の方にお会いすることになりました。







会計事務所、税理士事務所へ



初めて



お客様(個人または経営者の方)が依頼されるとき



どういう関係性になるのか



書いている記事を見たことがありません( 探せばあるのでしょうが )。







私の知る限り



一般的には




・お客様のご依頼内容を伺う




・事務所側で提供できるサービスを説明する(料金を含め)。




・契約する




・税務署等への必要資料提出のため


必要情報をお客様とやりとりする




・定期的なやりとりがスタートする





このような段階になるはずです。







定期的なやりとりがスタートすると





お客様が法人の場合




経営者と直接やりとりする







経理担当者とやりとりし




重要案件については経営者と





お客様が個人の場合




代表者(経理も担当)と直接やりとり




このようなイメージです。







お客様にもいろいろな方がいらっしゃり、




事業形態もさまざま




税理士にもいろいろなタイプがおり




アプローチもさまざま




と感じます。







後者、つまり税理士のアプローチ( 連絡手段 )でいうと




基本的には




お客様のやりやすい方に合わせますが




・電話連絡を好む方




・基本メールの方




・対面




・オンライン(zoomなど)




分かれます。




もちろん併用でしょうが




なんとなく、




どれを好んでいるか




やりとりを通じて分かってきます。






次に物事の決め方(判断)




これもお客様のタイプに影響を受けますが




税理士のほうで最良と思われる選択をしてください




任せます




という経営者や経理の方もいれば






経営者や経理の方から要望があり




それに近い結果になるよう




処理してください




というケースもあります。




このケース、誤解を避けるため




念のため書けば




不正に加担するような要望ではなく




例えば、




できるだけ黒字にしたいので




償却しなくてよいもの( 資産のうち当期中に経費にしなくてよいもの )




はそのままにしてほしい( 専門用語で要望があるのではなく、お客様の意図を汲むという意味 )




とか




利益を積み上げておきたいので




そのような処理をしてほしい




では、役員報酬は少な目にしましょうか




などです。








税理士の方に任せます




というお客様の場合でも




やりとりがないか




というと、そうではなく




こちらで必要な資料




例えば、賃貸借契約書を




データなどで送ってもらったり




こういう選択をする予定なので




こういう結果になりそうです




説明し、承認を受けたうえで処理します。







また




やりとりする相手が




経営者であれ、経理担当者であれ




この資料(例えば納品書のみ)では経費にすることができないので




これを準備いただけますか、




依頼することもあります。






さらに




これは事務所の料金体系などにもよるでしょうが




業績の説明をしたり




業績アップのポイントを伝えたり




経理担当者(または経理も担当されている経営者)に




経理・会計・税務のレクチャーをしたり




なども、やりとりの中に含まれます( これはご要望があった場合 )。






最後に




私が考える




優秀な税理士の方ほど




その個人、法人の数年後まで見通して




判断する傾向にあるため( 例えば数年後には資本金を増やしたほうがよい、など )




お客様からすると




要望に沿わない判断をされた




と感じる場合もあるでしょうが




そうなってしまわないよう




事前に説明する、




などは税理士側で注意すべきことでしょう。







今回は



経理(も担当される経営者含め) と 税理士 との関係性



を書いてみました。






冒頭




25歳の時、はじめて税理士の方にお会いした




と書きましたが




機会があるようであれば




依頼する前に




一度、お会いするなどし




どんなやりとりになりそうか




確認し




合いそう合わなそう




判断することは大切だと思います。






税理士 / 成長に合わせた経営相談とクラウド会計に力を入れています

草野岳税理士事務所ホームページ 杉並区下井草/東京税理士会(荻窪支部所属) お問合せ g.kusano@outlook.com 経営・税務相談、税理士をお探しの場合 クラウド会計、AI導入を検討中の方など お気軽にご連絡ください(税理士の私が直接ご対応いたします)

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