きちんとダラダラ学ぶ会計11(「成績表」と「健康診断書」の関係性)
こんにちは。草野です。
会計の成績表の説明に入る前に、
第11回では、会計の「成績表」と「健康診断書」の関係性を書きます。
あっ、だから2つ(成績表と健康診断書)必要なんだ、
そんなことがイメージできれば前進です。
会計では、以下のように2つを関連付けていきます。
例えば、
・健康状態が悪くても、成績が良ければ、「この企業は、将来的に健康になるな」
とか、
・健康状態が良くても、成績が悪ければ、「この企業は、将来的に不健康になるな(倒産するかもしれない)」
また、
・成績が悪くても、健康状態が最高に良ければ、「この企業は、そうそう倒産しないな」
こんな風に2つを関連付けて、見ていきます。
成績しか分からない場合、企業が継続できるのか倒産してしまうのか分からない。
健康状態だけでも、企業の成績が分からないので、将来の健康状態を予測できない。
通常の健康診断書と成績表との決定的な違いは、
2つを関連させて企業の戦闘力(強さ)を見ていくことです。
会計の「成績表」と「健康診断書」は、それぞれ単品でこういうものだ、という学び方ではなく、このような関係性を知りつつ前進すると定着もしやすいと思います。
(第11回のまとめ)
・会計の「成績表」と「健康診断書」は、関連付けて見ることで企業の戦闘力(強さ)が分かる。
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