税理士試験(全般1)
こんにちは。草野です。
日本文化とかけ離れているかもしれませんが、雑多にいろいろ投稿させて頂こうと思います。今回は、税理士試験についてです。
税理士試験はとてもよく制度設計されている。もう、どのブログだったかすら思いだせませんが、小泉政権の時に大臣を務めた竹中さんの言葉だそうです。
税理士試験は、大きく会計学と税法に分かれています。科目合格制度(5科目合格で税理士資格となりますが、1科目合格でも一生涯有効)を採用しています。
唯一、計算だけで問題構成されている会計学「簿記論(論と付きますが計算だけです)」を除けば、他の科目に「必ず理論暗記」が入ってきます。
この暗記ですが、科目ごとにボリュームが天地と地ほど違います。とはいえ、一番少ない科目でも、いわゆる巷で聞くほど楽ではありません。
私は、少なくとも「命がけ」で学習してやっと合格できました。
理論が一番少ない科目、それは「酒税法」とされています。それでも、その1科目の合格まで3年かかりました。そのうち、丸1年間は、毎朝4時30分に起きて学習開始、ほぼ歩く時のすべて、電車の中、365日休みなく理論暗記しました(その他、計算問題あり)。
結果的に、私は計算のほうが得意、理論は苦手、という部類に入ると思います。
お酒が好き、というのも少なからず合格に良い影響を与えたとは思いますが、違う見方をすると、「理論暗記」という意味では、これ以上のボリューム試験に耐えうることができず、合格できなかったと思っています。
異論もあるでしょうが、人の能力には差があると思います。単純な高低だけでなく、得意不得意も含めて・・
そう考えた時、もちろん「きちんとした税理士の素養が養われる試験であること」「税理士になって何をしたいのか」が重要だとしても、
まず税理士になる、という意味では「いろいろなルート」「得意不得意を考慮してチャレンジできる」のは、税理士試験がよく制度設計されている証ではないか、と感じます。
竹中さんがこのような意味で、その話をされたのか分かりませんが、私はこのように思っています。
これからも、税理士試験についていろいろ記事を書いていこうと思います。
次回は、酒税法、いえ日本酒(笑)について書きたいと思います。
#税理士試験
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