いったい確定申告「準備」とは何を指しているのか

こんにちは。

東京都杉並区下井草、気軽な税理士、草野岳(くさのがく)です。





今時期からなにをしておいたほうがよいの?



確定申告記事、無数にありますが



準備について書かれたもの



あまり見かけたことがなく




・ご自身でする場合




・税理士に依頼する場合




・副業なのか本業なのか




これらを問わず、いずれにしても必要なこと



書いていきたいと思います。







時期がきたら一気にしよう、



することが多いですので



少しずつ実行する



おススメします。







また、



税理士に依頼する場合、



下記に掲げる内容



どこまで



ご自身でするのか



依頼する際に確認しましょう(契約内容によって変わるはずです)。










なお、



本業だと思っていても青色申告の対象とならない(雑所得)



副業と本業の違いは



こちらの記事をご覧ください



(副業かどうかは税務上、重要でない?(確定申告)

https://ameblo.jp/kusano1978/entry-12833631589.html









話を戻し、確定申告の準備とは何か







【青色申告したい方】




・青色申告承認申請書の提出(期限「超」注意)



・日々の記帳(会計ソフトなど)



・各種資料の管理(保管)



・e-taxでの申告準備








(補足)



青色申告の特別控除は3段階あり



10万円、55万円、65万円です。



最大の65万円控除には、



日々の記帳だけでなく



e-taxでの申告が必要



など



要件がありますのでご注意ください。







e-taxする際は



マイナンバーカード、あったほうが便利です。












【会計資料の管理】



青色申告される方は



下記の資料に基づいて



記帳(会計ソフト)する必要があります。








・売上の請求書



毎月または案件ごと



請求書を作成したうえで



相手に送っていると思います。



これら保管が必要です。





データ「のみ」でやりとりしている場合



PCに請求書フォルダを設けて格納しておきましょう。



紙「のみ」で交付している場合、紙ベースでの控えの保管が必要です。













・入金明細書



今、



決済業者(PayPayなど・・)を通じて



預金口座へ入金される売上がとても多いです。






入金明細には



売上高だけでなく、手数料などが明記されており



売上高は総額で、手数料等は、別途、経費として処理する



これが青色申告の原則です。






各入金に対応する明細を、



ダウンロードして



パソコンなどに



保存しておきましょう。




面倒だと思いますが・・(笑)。










・経費資料



一口に経費資料といっても



領収証、レシート、クレジットカード明細



たくさんあります。






経費を記帳する際、最低限、注意したいのは



※現金


※預金


※クレジット


※電子マネー



の区別です。





つまり、これらを区別して



レシート(領収証)は整理しておきましょう。









危険なのは、



クレジット明細から経費計上をし



クレジット払いの領収証からも経費にしてしまう



こんな二重計上がないよう



日頃からしっかりと分別しておきましょう。











(補足:人件費など)



従業員さんを雇用しているような場合



既に税理士さんが付いていることがほとんだと思います。






そうでない場合は、



誰にいつ、いくら払ったのか



請求書等があれば、それらを保存




さらに、外注さん含め、



源泉所得税の問題があります。



源泉徴収義務者の説明は割愛しますが



あれっ、と思われた方は、「源泉徴収義務者」で調べてみてください。








また、人件費以外にも



事務所家賃を払っているケースでは



賃貸借契約書、初回支払請求書など



直ぐ確認できるよう



整理しておくと便利です。












・銀行口座の明細



ネット上から取得する場合はWeb明細ダウンロード



紙通帳の場合は記帳を定期的にしておきましょう。















【控除、その他の資料など】



すべては当てはまらないかもしれませんが



念のため列挙します。






・国民年金


コンビニ払いしている場合、領収証


11月中旬以降、控除証明のハガキが届きます。


このハガキは絶対に紛失しないよう管理しておきましょう。



なお、


IDECOに加入している場合も控除対象になりますので


控除証明書、忘れずに保管しておきましょう。










・国民健康保険


国民年金との決定的な違いは


控除証明ハガキはない、ということ



コンビニ払いしている場合、領収証


保管しておきましょう(どこに保管したか分かるように)










・医療費に関する領収証


明細が年末に発行され届きます。


しかし発行時点の明細です(当たり前ですが)。



そのため、


医療費控除を受けようとする場合、


領収証はすべてとっておいたほうが無難です。











・生命保険料など


11月頃に控除証明が届きます。


届く、意識しておくだけでも


届いた時、しっかり保管


行動に繋がるはずです。












・ふるさと納税


市区町村から支払通知書が届きます。


ネット上から取得する場合、


ダウンロードするなどして


保存しておきましょう。














・住宅ローン関係


初年度は特に厄介です。


謄本(面積などの記載に必要)その他


詳細は割愛しますが、必要となる資料



今のうちからコピーなどしておき、時期がきたら


直ぐ記入などに使えるよう準備しておくことをおススメします。













・源泉徴収票


複数会社からの給与所得がある


事業所得などのほか、給与所得がある


などのケースでは必ず確定申告で必要となります。




紛失しないよう、発行されたら


分かる場所に保管しておきましょう。















・自身の情報や家族情報


こちらイガイと盲点


結論、Wordなど1枚に整理しておくと便利です。



※提出先の税務署


※配偶者や扶養親族の収入


※配偶者や扶養親族の生年月日


※配偶者や扶養親族のマイナンバー


※e-taxの利用者識別番号と暗証番号





申告直前になって、アタフタしないよう



整理しておくことをおススメします。













確定申告の準備は



できる部分からしておく



青色申告承認に関しては、期限がありますので要注意











税理士さんに依頼する場合でも




どれぐらいの売上、経費なのか




どういった所得控除が可能なのか




情報がきちんと整理できているほど良いです。







そうでないと



節税対策が必要なのか



どんな節税が可能なのか



アドバイスできないからです。








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